健康

暑い夏を乗り切る!体をいたわる、夏の養生のススメ

2016.07.21
Stevebidmead / Pixabay

皆さん、「養生(ようじょう)」という言葉をご存知ですか?

「養生」とは、江戸時代から受け継がれる、健康であり続けるための知恵のことで、今の健康状態や生活のあり方を振り返り、より一層健康になろうという考え方です。

今日は暑い夏を乗り切るために、これからの時期にぜひ大切にしたい、「夏の養生のポイント」をお届けしたいと思います。

水分補給は「少量をこまめに」

夏場はデトックスや体液の交換にピッタリの時期で、暑さによる脱水症状の予防の観点からも、こまめな水分補給必要がですが、ガブガブ一気に飲んでも体には吸収されません。なるべく喉が乾く前に、「少量をこまめ」にとるように心がけましょう。

津液(体の水分)を良質なものに入れ替えるという観点から、飲み物はミネラルウォーターや、カフェインを含まない飲み物(ハーブティー、ハトムギ茶、コーン茶、麦茶など)がオススメです。

汗の出過ぎが気になる方には、収斂作用(しゅうれんさよう ※1)のある「酸味」をとってみましょう。

※1 収斂作用とは、タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める作用です。

暑いからといって、体を冷やしすぎない

夏場は冷房が効いていたり、冷たい食事や飲み物をとる機会が増えるので、実は体が冷えやすい時期。夏の冷えは、秋や冬の体調にも響きます。

なるべく首や腰(くびれ)、足首などの、「首」がつく部分を、ストールや腹巻、レッグウォーマーなどで覆うようにしましょう。

また、冷たい食事をとる際は、ニラ・ネギ・生姜などの薬味を活用することで、胃の冷えを和らげることができます。

食事を味方につける

夏はカラッと暑い日もあれば、ジメジメ蒸し暑い日もありますよね。ぜひ、その日の天気に応じて、食事を味方につけてみませんか?

とにかく暑い日は、体内の熱を取り除く働きのある、ゴーヤなどの苦味のある食材、緑豆などの「清熱類」の食材を取り入れてみましょう。

また、湿気の多い日は、利尿作用があり水分代謝を促進する働きのある、スイカ、キュウリ、トマト、ナスなどの「利水類」の夏野菜を取り入れてみましょう。旬の野菜は栄養価も高く、農薬の散布も少なく、財布にも優しいため、良いことづくめですよ。

しっかり睡眠・休養をとる

暑さと汗で「津液」や「気」が消耗するので、睡眠や休養をとって、消耗した気を回復させましょう。早めに疲れをリカバリーしてあげることで、夏バテせずに、元気に夏を乗り切ることができます。

夏は「陽気」に満ちているので、「気」を補うためにも早起きして、外の新鮮な空気を吸い込んで目覚めるようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

イベントや行楽の多い夏を元気に乗り切るためにも、ぜひみなさんに参考にして頂けると嬉しいです。

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