健康

季節の変わり目を乗り切る!秋の養生のススメ

2016.09.29
ImageDragon / Pixabay

朝晩の冷え込みも気になるようになり、だいぶ秋らしくなってきましたね。

季節の変わり目に風邪をひかずに元気に乗り切るために、江戸時代から受け継がれる健康の知恵、「秋の養生(ようじょう)のポイント」をお届けしたいと思います。

冷えに注意して、体を温める工夫を

秋は気温差で体が冷えやすく、体調を崩しやすい時期。

体温が1℃下がると、免疫は約30%低下、基礎代謝は約12%低下、体内酵素の働きが約50%低下、ガン細胞活性化につながってしまいます。

なるべく温かい飲み物にチョイスしたり、シャワーで済ませずに湯船に浸かったり、体の「首」がつく部分をレッグウォーマーやストールなどで温めるように心がけましょう。

また徐々に体を寒さに慣らすためにも、すぐに厚着にならず、こまめに衣類の調節をしましょう。

関節痛や高血圧、心臓疾患のある方は特に、体を冷やさないようにして病気の悪化を防ぎましょう。

乾燥を防ぎ、「肺」の働きを助ける

五行(漢方の理論)の考え方では、秋は「肺(呼吸器系)」に対応していると言われています。

乾燥した気候は肺の陰気を損ね、喘息、のどの痛みを伴う風邪などの呼吸器系の病気や、口・のどの渇き、肌の乾燥、便秘などの症状が出やすくなります。

手洗い・うがいをしっかりして感染症の予防をするとともに、呼吸器の乾燥対策に、こまめな水分補給やマスクの着用、加湿器の使用を。皮膚の乾燥対策にこまめな保湿を心がけましょう。

また、乾布摩擦やドライスキンブラッシングで皮膚を刺激することで、「肺」を強化することにも繋がるので、デトックス・ダイエット効果も兼ねて行ってみてはいかがでしょうか?

運動や食事で「基礎体力」を養う

「食欲の秋」と言うように、秋は体にとっても収穫の季節で、夏に衰えた消化吸収を整え、消耗した体力を養う時期です。

旬の栄養価の高い食材を取り入れて、冬場に向けて栄養を蓄えておきましょう。

「陽気」から「陰気」に移り変わるこの時期、特に「酸味」と「甘味」の食材は「補陰」に効果的と言われています。

(ここでいう「甘味」というのは砂糖たっぷりのスイーツのことではなく、かぼちゃ、栗、さつまいも、玄米などの自然の食材の甘味のことを指しますので、ご注意下さい。)

トレーニング

また、「スポーツの秋」と言うように、運動で冬場に向けての体力作りをするのにも最適な時期。

過度な運動は気を消耗して、冬に備えられなくなるので、ウォーキングやヨガ、ラジオ体操など、無理なく続けられる運動を始めてみませんか?

 最後に

いかがでしたでしょうか?

気温差で体調を崩しやすい「秋」を健康的に過ごすために、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。