健康

【インフルエンザ】インフルエンザかも!?となる前に知ってほしい基礎知識と3つの療養法とは?

2015.12.04
By: Esparta Palma

インフルエンザってどんな病気?

インフルエンザは、冬から春先(1~3月)にかけて好発する病気です。
飛沫感染や接触感染で流行します。前回ご紹介した普通感冒と比べて急速に発症し、38度以上の発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感といった症状が現れます。
特に高齢者と5歳以下の乳幼児に注意が必要です。

注意してほしい合併症

高齢者

65歳以上の高齢者には、毎年インフルエンザワクチンの接種が推奨されています。

その理由は、インフルエンザによる肺炎と、インフルエンザが治り始めで少し体が弱っているときに起こる細菌性の肺炎と両方の混合型にかかる恐れがあるからです。
弱った状態で肺炎になると、今までなら倒せていたウイルスや細菌を倒す力が弱くなってしまうために起こってしまう合併症です。

肺炎による高齢者の死亡率が多いことから、こうなる前にワクチン接種を推奨しています。

5歳以下の乳幼児

ウイルスが脳内へ入り意識障害や異常行動、けいれんを誘発するインフルエンザ脳症になることがあります。

理由は分かっておりませんが、インフルエンザの子供に対して解熱鎮痛薬を服用することで、病気の原因や症状を悪化させる場合があります。子供にとって熱を下げることは、良いこととは限らないのです。

いつもと様子が違うと感じたら、すぐに病院へ受診するように致しましょう。

一般的治療法

病院を受診したら、該当するような症状があった場合に、インフルエンザウイルスを特定するキットを用いてその結果も考慮し最終判断をいたします。

薬物療法

  • 抗インフルエンザ薬(内服・吸入・点滴)

この薬はいずれも、インフルエンザ発症後48時間以内に投与することで効果を発揮します。

この薬はインフルエンザを殺す作用があるわけではなく、細胞に感染して増殖したウイルスを細胞の外へ出すのを防ぐ薬です。
つまり体の中で感染したインフルエンザを、これ以上他の細胞に感染させないようにしているのです。

通常、インフルエンザ発症後48時間以降になると、体の中に入ったインフルエンザが増殖したものが放出され、他の細胞に感染している可能性が高く、薬で防げる限度を超えてしまいます。
また、インフルエンザは通常1週間で自然治癒するので、48時間以降つまり感染後3日目になると、免疫が活発に働きだします。
そのため、48時間以内にウィルスを外へ出さないようにする抗インフルエンザ薬を飲み、自然治癒できるようにすることが重要なのです。

ワクチンを打ってもインフルエンザになる理由

皆さんは、今年もすでにインフルエンザワクチンを打たれた方が多いと思います。
それでもインフルエンザにかかり安静にしてらっしゃる方がいます。ワクチンを打てばかからないわけではないのです。
ワクチンを打つとインフルエンザを倒すための抗体ができるので、症状がひどくならないだけで、実際は多くの人が感染しているのですが、そういう人は自分の免疫で打ち勝っている結果悪化していないのです。
インフルエンザウイルスは、もともと変化しやすい特徴があります。新型インフルエンザウイルスで騒がれたのもその理由からです。ワクチンもその時々の流行があり、予想されているウイルスのワクチンを4種類くらい合わせて注射します。
もし仮に、そのワクチンに含まれているインフルエンザウイルス以外の流行りのインフルエンザウイルスに感染してしまい、自己免疫力が追いつかないと体の症状として表れてしまいます。

なのでワクチンを打てば安心ではないのです。

薬を使う前のホームケア

もしかしてと思った方は、こちらを試してみてください。

薬を使わない療養法

スターアニス

【スターアニス】

別名:八角

抗インフルエンザ薬の元になった生薬です。強力な抗ウイルス作用を持っております。風邪の記事でも紹介しましたシナモン、レモン、はちみつのいずれかと組み合わせても効果的です。

エルダーフラワー【エルダーフラワー】

ヨーロッパでは有名なインフルエンザに効くハーブティーです。

 

 

【漢方処方】

通常2~3日分までの処方とします。症状が出てから間もない場合(半日以内)に使える漢方を特徴も含めご紹介します。

  • 葛根湯(かっこんとう)
  • 麻黄湯(まおうとう)

両方とも、体力があり胃腸が丈夫な方に適しています。
全身症状が強く、筋肉痛、関節痛、発熱時に悪寒を伴う場合は麻黄湯がオススメです。
その他の場合は葛根湯を飲みましょう。

そして、漢方を服用しているときは体を冷やすようなことはしないようにしてください。
温めて汗をかくようにしましょう。

※ ここでは、漢方を植物から得た天然エキスを合わせたものと考えているため、人口で合成されてできた西洋薬としての薬の分類から除外しております。

まとめ

いかがでしたか?

前回の風邪と比べて、熱が高いこと、全身に感じる重たい症状を感じるかでインフルエンザか判別することができます。
解熱鎮痛薬の使用は、逆にインフルエンザの治りを遅くなることで合併症が起きやすくなりますので注意してみましょう。
薬を使わない療養法を2日試して、改善しないようであれば病院へ受診していただくことをオススメします。

皆様の日々に笑顔が増えますように

参考に前回の記事はこちら:【風邪】”風邪”の基礎知識と薬を使わない5つの療養法とは?

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