ダイエット

現代人にこそ必要!?アーユルヴェーダとは?~6つの属性編~

2017.01.31
PDPics / Pixabay

前回はアーユルヴェーダの6つのラサ(味)についてご紹介しました。
今回は前回の内容に関連した「6つの属性」をご紹介いたします。

アーユルヴェーダは同じ性質を持つもの増やし、反対の性質を持つもの減らすと言われています。
ラサと属性はそれぞれ直接的に自身の身体にに影響をもたらすと考えられており、体内に入る食べ物を選ぶのはとても大切な作業になります。

ドーシャ(身体のエネルギー)、トリグナ(心の性質)への作用は勿論、オージャス(活力素)の増減にも関わり、食べ物の選択によっては病気の原因となるアーマ(未消化物)を増加させてしまいます。

「ラサ」についてや文中に出てくる「ドーシャ」などのサンスクリット語のワードについては前回までの記事を参考にしながらお読みください。

前回までの記事はこちら

アーユルヴェーダの6つの属性とは?

アーユルヴェーダでは食べ物を6つの属性に分けることができます。

その6種類とは具体的に重性、軽性、油性、乾性、熱性、冷性です。
6種類の属性が3つのドーシャの増減にどのように影響するのかをご紹介いたします。

(※以下3つのドーシャは、ヴァータ=V、ピッタ=P、カパ=Kとそれぞれ表記します)

  1. 重性
  2. 軽性
  3. 油性
  4. 乾性
  5. 熱性
  6. 冷性

①重性

  • ドーシャへの作用 : V減少、P減少、K増加
  • 食品例 : チーズ、ヨーグルト、小麦

②軽性

  • ドーシャへの作用 : V増加、P増加、K減少
  • 食品例 : 大麦、ほうれん草、林檎

③油性

  • ドーシャへの作用 : V減少、P減少、K増加
  • 食品例 : 乳製品、油

④乾性

  • ドーシャへの作用 : V増加、P増加、K減少
  • 食品例 : 大麦、じゃがいも、豆類

⑤熱性

  • ドーシャへの作用 : V減少、P増加、K減少
  • 食品例 : 温度の高いもの、スパイス類

⑥冷性

  • ドーシャへの作用 : V増加、P減少、K増加
  • 食品例 : 冷たいもの、きゅうり、緑黄色野菜

上記を読み解くと、例えばドーシャの中でカパは重い、安定性がある、ひとつの場所に留まるなどの特徴があります。同じもの、似たものを引き寄せる性質から、重性はカパを増加させる傾向にあります。

反対にヴァータやピッタはカパと比べると軽い、ふわふわした、落ち着きがないなどの特徴があるので、特に自身にヴァータが強く表れているなと感じる方は重性の食べ物を少し多めに摂取するなどしてバランスをとるようにします。

6つの属性に関する重要ワード

プラバーヴァ

食べ物の中には6つのラサ(味)、6つの属性に属さないものがあり、プラバーヴァ(特異作用)を持つものがあります。

その代表が蜂蜜です。前回の6つのラサについての記事で甘いものはKを増加させる傾向にあるとご紹介ましたが、蜂蜜はKを増やさずに減らす作用や肥満を治療する効果が期待できるとされています。

ただ、過熱をしてしまうと酵素の働きを弱めて病気の元であるアーマを増やしてしまうので加熱をせずに摂取するようにしましょう。

前回までの記事はこちら

まとめ

いかがでしょうか。

アーユルヴェーダは元々インドに伝えられていたものですが、日本特有の食材も6つのラサ(味)と6つの属性に分類することができます。

ラサと属性両方のバランスを考えた食事を目指すと良いでしょう。サットヴァに向かう食べ物選びは勿論、自身のドーシャバランスを観察した選択が大切です。

例えば、自身のドーシャの中でVが高いと感じたら、Vを増加させる食べ物である生野菜などの身体を冷やすものやは避けて、ギーなどの良質な油、甘いもの、少量のスパイスなどをとることを意識します。

そして、アーユルヴェーダでは発酵食品は消化を助けるために少量を摂取することはありますがあまりおすすめはできません。なぜならば、発酵食品は製造されてから時間が経過しているものがほとんどになるからです。

作られてから時間が経ってしまったものはタマスを増加させ、やる気や気力を削いでしまいます。レトルト食品なども避け、できるだけ作り立てのものを食べることを心がけると良いです。

次回はこれらを踏まえた実際のドーシャ別の食事方法や、その中身についてご紹介していきたいと思います。

次回の記事はこちら

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