健康

飽和脂肪酸、不和脂肪酸とは?知っておくべき2種類のあぶら。

2015.12.08
あぶら

あぶらは太る。そんなイメージを持っている人は多いと思います。
しかし、あぶらにも重要な役割があり、とても重要な栄養素と言えます。
正しいバランスで、様々なあぶらを摂取し、少しでも自分の健康に還元できるようにしていきましょう。

あぶらの種類を知ろう

あぶらの性質は、含まれている脂肪酸の種類によって大きく異なります。
下記の図をご確認ください。

あぶらについて飽和脂肪酸(脂)

  • 特徴
    • エネルギー源として重要な脂肪酸です。この脂肪酸は溶ける温度が非常に高く、常温では個体で存在してしまいます。
      そのため、身体の中で固まりやすく、また中性脂肪やコレステロールの増加、動脈硬化の原因になります
  • 何に含まれているか
    • ラード、バター、肉類の脂肪や乳製品など。

不飽和脂肪酸(油)

  • 特徴
    • もちろんエネルギー源になります。血中の中性脂肪やコレステロールの量の調節を助ける働きがあります。飽和脂肪酸にはない働きがあるのが特徴。
  • 何に含まれているか
    • 魚類や植物油など

不飽和脂肪酸を詳しく説明

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸では、働きが大きく異なるのですが、不飽和脂肪酸について詳しくご説明します。
不飽和脂肪酸は次のようにわかれます。それぞれの役割を理解しましょう。

n-9系列 ・悪玉コレステロールを減らす

・酸化しにくい

アボカド、ナッツなど
n-6系列 ・ 総コレステロールを減らす ごま油、大豆油など
n-3系列 ・中性脂肪と悪玉コレステロールを減らす

・善玉コレステロールを増やす

青魚など

あぶらといえども、飽和脂肪酸か不飽和脂肪酸で身体に与える影響は大きく異なります。
しっかりとバランスを考えて摂取しましょう。

不飽和脂肪酸の食材に注目

さきほどご説明した身体に良い不飽和脂肪酸を持っている食材についてさらにご説明します。

アボカドオイル

普段調理を行うときにはサラダ油などの油をよく使うかと思います。
アボカドオイルとサラダ油との違いは、オレイン酸がアボカドオイルには入っているということです。

オレイン酸がもたらす効果

  • 悪玉コレステロール、善玉コレステロールのバランスを良くする
  • 酸化しにくくなることで、老化の原因になる過酸化脂質を作りにくい
  • コレステロール低下作用がある

青魚の油

血液をサラサラにするIPAや脳の働きをよくするDHAが豊富です。

IPA、DHAのもたらす効果

  • 血液を流れやすくする
    • 血液を固まりにくく流れやすくし、また血栓(血のかたまり)による血管の詰まりを防ぐ効果があります。
      このような効果のおかげで、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の予防効果もあると言われています。
  • 脳の発達にかかわる
    • DHAは脳や神経組織の材料となります。よくDHAを摂取すると頭がよくなると言われているのはそのためです。
      不足すると、学習能力、記憶力、集中力に影響が生じると言われています。

オリーブオイル

アボカドと同様にオレイン酸を持っています。

おまけ

実はあぶらにはまだ、便通をよくしたり、美肌効果があったりと様々は役割が存在します。
あぶら=とにかく太る。こんなイメージを持っていた人にとっては意外だったかもしれませんね。

あぶらの中でも不飽和脂肪酸を意識して摂取できるようにすることで、さらなる健康を目指しましょう。

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