ダイエット

現代人にこそ必要?!アーユルヴェーダとは?~食事編2~

2017.02.17

前回までの中でドーシャ別の食事法やラサ(味)についてなどをご紹介してきましたが、そこにプラスしてオージャスを増やすような食事(食材選びや調理法)、身体の中にアーマ(未消化物)や毒を溜めないような食事が大切になってきます。

今回は食事の質をさらに上げるための7つのポイントをご紹介いたします。
アーユルヴェーダの食事でなくとも、普段の食事の際に取り入れられるようなポイントがいくつもありますので試してみてください。

前回の記事はこちら

オージャスとアーマとは?

  1. オージャス
  2. アーマ

① オージャス

VATA(ヴァータ)、PITTA(ピッタ)、KAPHA(カパ)のバランスがとれていて、尚且つアグニ(体内の消化の火)の強さも良好、身体が健康な状態のことをアーユルヴェーダではオージャスと呼びます。

オージャスは活力素や明瞭、元気、純粋などの意味もあり、オージャスの増加は身体だけではなく、心の健康にも繋がっています。

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② アーマ

アーマとは未消化物という意味を持ち、それは3つのドーシャのどれかひとつが強くなってバランスが崩れている状態のことを指します。

未消化物以外にも不明瞭、重い、粘っこいなどオージャスと逆の意味合いに加えて体内に蓄積される良くないものという印象の意味を持っています。体内のアーマの増加は病気などの原因と考えられています。

オージャスを増やす食事の7つのポイントとは?

  1. 自身に合った食事の内容を選択する
  2. 腹八分目を意識した食事をとる
  3. 規則正しい時間に食事をとる
  4. 食べる時間ごとに食事量を調節する
  5. 楽しみながら食事をとる
  6. 旬のものを食べる
  7. 食べ物の性質を理解する

① 自身に合った食事の内容を選択する

自身のドーシャに合った食材や調理法を選び、6のラサ(味)をバランスよくとるように意識をしましょう。

低温蒸しはどのドーシャにもすすめな万能調理法のひとつです。

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② 腹八分目を意識した食事をとる

食べ過ぎはアグニを弱くし、身体にアーマが溜まりやすい環境を作ってしまいます。

前回少しご紹介したように、一口ごとに箸を置く習慣をつけると良いでしょう。
あとはよく噛んで味わって食べることが大切です。早食いや丸のみはアーマの増加を促進させます。

また、空腹を強く感じているときの食事には特に注意が必要です。脳に「お腹いっぱい」と伝わる前に満腹の状態までの量を摂取してしまうからです。

アーユルヴェーダでは食事中にげっぷがでたらそれが適量摂取の合図だと考えられています。そのため、一度げっぷがでたらその時点で食事は終わりとなります。気持ちはまだ食べたりなくても、身体が必要な量としては十分なのです。

③ 規則正しい時間に食事をとる

毎回決まった時間に食事をとる習慣がつくと体内にもリズムができてきます。

リズムができると、決まった時刻に近づいたときに体内に入ってくる食物をスムーズに消化をするためにアグニが働き、事前に準備をしてくれるようになります。

そして食後はすぐに別のことをするのではなく、3~5分間はそのまま座り余韻を味わうようにします。

④ 食べる時間ごとに食事量を調節する

朝:きちんと正しく、昼:メインの食事、夜:軽めの食事、を意識しましょう。
(KAPHA(カパ)が強い人は夕飯の摂取量には特に気を付けます。)

⑤ 楽しみながら食事をとる

食事は美味しく、楽しい雰囲気の中でとることをおすすめします。

食事そのものの味や使っている食材、調理法などについての会話をしながらの食事も食事に対するモチベーションを上げてくれます。

⑥ 旬のものを食べる

環境と身体の関係はとても密接なものです。

自身で育てた野菜を食べたり、自分の住んでいる地域で採れる旬の食材を料理に取り入れることはとても良いことです。

⑦ 食べ物の性質を理解する

食べ合わせやオーグメンティング・エクストラクティブ(身体に栄養を与える食材・排泄を助けるための食材)など食物そのものの性質についての知識があると、より食事の質が上がります。

出来立てや温かいものを食べるようにしましょう。
(PITTA(ピッタ)が強い人は温度に注意しましょう。熱すぎるものはNGです。)

KAHPAやPITTAに関する記事はこちら

まとめ

いかがでしたか。

良質な食事にはさまざまな要素が絡んできます。

食材や調理法だけでなく、食べるための環境や作った人愛情が注がれた料理を食べることが大切です。

がやがやした雰囲気や慌ただしい食事は食べた気がしないものとなってしまうので、必ず座って落ち着いて食べるようにしましょう。食前に短時間の瞑想を行うと心にサットヴァを増やし良質な食事をとることができます。

「いただきます。」やマントラを唱えることを習慣にするのも◎。
当たり前のことのようですが、自身の生活を振り返ったときにパソコンに向かいながらなどの「~ながら食事」がないかどうかを見直してみることもひとつです。

冒頭でもお話した通り、今回のテーマはアーユルヴェーダの食事でなくとも行えるものばかりなので、少しずつでも気軽に生活に取り入れて実践して頂ければと思います。

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